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オンボーディング2026年3月19日

新入社員の定着率を上げるオンボーディングアンケート設計とAI深掘り活用法

入社30日・60日・90日の振り返りで離脱リスクを早期発見。アンケート設計のポイントと、AI対話で新入社員の不安を深掘りする方法を解説します。

新入社員の定着率を上げるオンボーディングアンケート設計とAI深掘り活用法

目次

  1. なぜオンボーディング期間のアンケートが重要か
  2. オンボーディングアンケートの設計ポイント
  3. アンケートだけでは見えないこと
  4. AI対話で新入社員の本音を深掘りする
  5. 収集した声を活かす仕組み
  6. 入社後の「声なき声」を聴く

新入社員の定着率を上げるオンボーディングアンケート設計とAI深掘り活用法

「入社半年で3割が辞めてしまう」「退職理由を聞いても"一身上の都合"としか言ってもらえない」——新入社員の早期離職は、多くの企業にとって深刻な課題です。

採用コストをかけて迎え入れた人材が定着しないのは、組織にとって大きな損失です。しかし、離職が起きてから理由を探るのでは遅すぎます。入社後の早い段階で不安や困りごとを把握し、手を打つことが重要です。

この記事では、オンボーディング期間に実施するアンケートの設計ポイントと、AIインタビューを活用して新入社員の本音を深掘りする方法を解説します。

なぜオンボーディング期間のアンケートが重要か

早期離職の兆候は入社直後に現れる

複数の調査が示す通り、早期離職者の多くは入社後1〜3ヶ月の間に「この会社は合わないかもしれない」という感覚を持ち始めます。しかし、この段階では上司や人事に直接相談することは少なく、不安を抱えたまま過ごすケースが大半です。

定期的なアンケートを実施することで、こうした兆候を数値として検知できます。

1on1だけでは拾いきれない

メンターや上司との1on1で状況を聞くことも重要ですが、新入社員にとって「上司に不安を打ち明ける」こと自体がハードルです。「まだ入ったばかりで文句を言うのは……」という遠慮が働き、本当の困りごとが表面に出てこないことがあります。

オンボーディングアンケートの設計ポイント

実施タイミング:30日・60日・90日

入社後のオンボーディングアンケートは、30日・60日・90日の3回実施するのが効果的です。各タイミングで新入社員が直面する課題は異なります。

タイミング主な課題確認すべきこと
入社30日環境への適応職場の雰囲気、ツールや業務の理解度、相談相手の有無
入社60日業務への適応業務量の適切さ、期待値の明確さ、フィードバックの頻度
入社90日組織への定着やりがい、成長実感、今後のキャリアイメージ

設問設計のポイント

選択式と自由記述のバランス

全体の傾向を把握する選択式設問と、具体的な声を拾う自由記述を組み合わせます。選択式は5〜10問程度に絞り、回答負担を軽くしましょう。

具体的な場面を聞く

「職場に満足していますか?」のような抽象的な質問よりも、「困ったときに相談できる人はいますか?」「業務で何をすればよいか明確ですか?」のように具体的な場面に紐づく質問が有効です。

ポジティブな面も聞く

課題だけでなく、「入社して良かったと感じたこと」「期待以上だったこと」も聞くことで、回答者の心理的負担を軽減し、組織の強みを把握できます。

設問例

入社30日アンケートの設問例:

  1. 職場の雰囲気に馴染めていると感じますか?(5段階)
  2. 業務に必要なツールや情報にアクセスできていますか?(5段階)
  3. 困ったときに気軽に相談できる人はいますか?(はい/いいえ)
  4. 入社前のイメージと実際に違いを感じたことはありますか?(自由記述)
  5. 入社して良かったと感じたことを教えてください(自由記述)

アンケートだけでは見えないこと

オンボーディングアンケートは有効な手法ですが、限界もあります。

表面的な回答にとどまりやすい

新入社員は「ネガティブなことを書いて印象を悪くしたくない」という心理が特に強く働きます。選択式では無難な回答を選び、自由記述では当たり障りのないコメントに終始しがちです。

「理由」が分からない

「相談できる人がいない」と回答した場合、それが「物理的に周囲に人がいない」のか「聞きにくい雰囲気がある」のか「何を相談すればいいか分からない」のかで、打ち手はまったく異なります。アンケートだけでは、この「なぜ」の部分が見えません。

変化の兆候を見逃す

30日目のアンケートでは問題なかったが、45日目に急に不安が高まるというケースもあります。固定タイミングのアンケートだけでは、タイミングの間に起きた変化を見逃す可能性があります。

AI対話で新入社員の本音を深掘りする

アンケート結果を起点とした深掘り

アンケートで気になる回答があった場合に、AIインタビューでフォローアップする方法が効果的です。たとえば、「業務の期待値が明確でない」と回答した新入社員に対して、AIが以下のように掘り下げます。

  • 「具体的にどんな場面で、何をすればよいか分からないと感じましたか?」
  • 「上司やメンターからの指示で、分かりにくいと感じたことはありますか?」
  • 「どんなサポートがあると助かりますか?」

全員に対する定期的な深掘り

アンケートと併用して、入社60日目などのタイミングで全員にAIインタビューを実施する方法もあります。「入社してから今までで、一番困ったことは何ですか?」「職場で改善してほしいことはありますか?」といったオープンな質問から対話を始めることで、アンケートでは拾えなかった声を引き出せます。

AI対話の利点

新入社員にとって、AIとの対話には以下の利点があります。

  • 安心感:上司や人事に直接伝えるのが難しいことも、AIになら話しやすい
  • 自分のペース:好きなタイミングに、考えながら回答できる
  • 対話の流れ:AIが質問を重ねることで、自分でも気づいていなかった不安が言語化される
  • 心理的安全性:「こんなことを聞いて評価が下がるのでは」という不安がない

収集した声を活かす仕組み

テーマごとの集約

AIインタビューで得られた回答を「業務理解」「人間関係」「キャリア不安」「職場環境」などのテーマに分類し、どのテーマに言及が多いかを可視化します。これにより、組織として優先的に取り組むべきオンボーディングの課題が明確になります。

部署・職種ごとの傾向分析

部署や職種ごとに回答を比較することで、「営業部では業務量の問題が多い」「エンジニア職ではキャリアパスへの不安が多い」といった傾向を把握できます。部署ごとに異なる対策を打つことで、効果的な改善が可能になります。

経時変化の追跡

30日・60日・90日の3回のデータを時系列で比較することで、「入社60日目に不安が高まる傾向がある」「90日目には多くの課題が解消されている」といった傾向を把握できます。この知見は、オンボーディングプログラム自体の改善に活かせます。

入社後の「声なき声」を聴く

新入社員の早期離職を防ぐには、離職が起きてからではなく、在籍中に本音を把握することが重要です。オンボーディングアンケートで定量的に状況を監視しつつ、AI対話で数値の裏にある具体的な不安や困りごとを深掘りする。この組み合わせが、定着率の向上につながります。

ホンネミルは、AIが対話形式で新入社員の声を深掘りし、回答を自動的にテーマごとに構造化するプラットフォームです。オンボーディング期間の「声なき声」を可視化し、早期離職の予防に貢献します。

Get Started

まずは、1本のインタビューから。

アンケートでは拾いきれなかった「なぜ」を、ホンネミルで引き出してみてください。

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